| ♪ 乳児検診について ♪ |

諏訪中央病院
武井義親 副院長 |
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赤ちゃんが生まれると、乳児健診の連絡があります。乳児健診では何を診ているのでしょう。
また、いつ受けるのが効果的なのでしょうか。 |
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まず、赤ちゃんの体がきちんと大きくなっているか、栄養状態は良いかといった身体の発育を見て
います。また、体の動きや筋肉の緊張状態、あるいはいろいろな反射を見て知的な面での発達を評価し
ています。もちろん、心臓の雑音や股関節脱臼といった何らかの病気がないか診ています。難聴や弱
視、その他の生まれながらの病気があるようですと、早めに対応をする必要があることがあるので気をつけています。 |
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いろいろな事を見ているのですね。しかし健診の短い時間で今言った診断をするのは大変な事ですね。 |
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少し言葉が足りなかったかもしれません。集団での乳児健診は、今いったような異常
を持つ気になる子を拾い上げるのが目的で、正確な診断をつける場所ではありません。 |
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集団検診で気になる赤ちゃんを見つけ、その子を医療機関に紹介して診断をするのですね。 |
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その通りです。でも、すぐに紹介するとは限りません。一回の健診で異常あるいは境界領域と考え
られても、成長発達に従って変化するので経過をみていくことが必要です。乳児期早期に異常と判定さ
れても、12ヶ月過ぎの健診で正常と判断される場合が少なくありません。そこで、一ヵ月後にもう一
度健診に来て貰い確認する事もあります。 |
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発達面で個人差が大きいとすると、いつ健診を受けるのが効果的なのですか。 |
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発達の仕方にはルールがあります。例えば頭から下に向かって発達していきます。まず首が座り、
お座りできるようになり、歩けるようになるといった事です。そして、90%の赤ちゃんができるよう
になる時期に出来ない子がいたら、何か遅れる原因がないか、あるいはその後の発達が更に遅れないか
気をつけて見ていきます。発達の面からの大切な時期はこの表(表1)のように、4ヶ月、7ヶ月、
10ヶ月、1歳6ヶ月です。 また、生まれて間もない頃はミルクをきちんと飲めるか、何か病気をもっ
ていないか心配も多いときです。ですから、生後1ヶ月には診てもらうことが大切です。 |
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(表1)
| 首すわり |
4ヶ月 |
| 寝返り |
7ヶ月 |
| 支えなしで座る |
7.5ヶ月 |
| つかまり立ち |
10ヶ月 |
| ひとり歩き |
1歳3ヶ月 |
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それをまとめるとこの表(表2)のようになるのですね。 |
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1ヶ月はかかりつけの先生。4ヶ月は行政の行っている集団検診。7ヶ月にかかりつけの先生。
10ヶ月に行政の集団検診。お誕生日も、もし可能ならかかりつけの先生に診てもらう。1歳6ヶ月と3歳に
集団検診を受けるのが良いでしょう。これらの事は母子手帳に書いてありますから参考にして下さい。 |
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(表2) 健康診査を受ける時
| 1ヶ月 |
ホームドクター |
| 4ヶ月 |
集団検診(行政) |
| 7ヶ月 |
ホームドクター |
| 10ヶ月 |
集団検診(行政) |
| 12ヶ月 |
ホームドクター ※ |
| 1歳6ヶ月 |
集団検診(行政) |
| 3歳 |
集団検診(行政) |
(※ … 出来れば受けたほうが良い)
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